いつかたどり着く

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好きという気持ちが辿り着く先は。「恋と嘘」は今年注目の青春群像になる

キスシーンがエロかった(小並感)

初めに書いておきますが、美女とのキスシーンを忠実に再現するようなことはこのブログではありません(念のため)

チラチラとTwitter等で評判は聞いていましたが、読んで思わずため息がもれました。
素晴らしい。


恋と嘘(1) (講談社コミックス)

恋と嘘(1) (講談社コミックス)


結婚相手が定められている中で、恋をする少年少女。
主人公の根島と、表紙のヒロイン高崎もまた、そうでした。


結婚相手が通知される日がそう遠くない中で、想いを通わせる二人。
高崎さんは誰が見ても美人ですが、根島のことがずっと好きでした。

根島くんはさえない男の子だけど、好きになった理由は何か納得。


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勇気を出して、自分に優しくしてくれた。
臆病で遠慮がちな根島が、困っていた自分に対して、勇気を出して優しくしてくれたということが、高崎さんにはとても嬉しかった。
それが「自分」にとっては、特別で素敵なことだった。


ああ、これは素敵な恋だ……と思っていたら届く政府通知。ある意味、絶妙に空気読んでる。


一瞬高崎さんの名前が表示されたはずなのに、消えてしまったメール。そして告げられる別の相手。
これがね、別の相手が嫌な奴だったら、もっと単純だったろうに。
もう一人のヒロイン・莉々菜が、私的に好みすぎて。。。


通知相手とのお見合いは、根島のやる気のない態度もあって荒れます。
しかし謝罪→高崎との恋愛話でなぜか仲良くなる不思議。
そして親をごまかすために、手をつなぐ二人。


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チョロい(断言)


根島がちょっと手に触れて、やがて優しく手を握る。
そのやりとりの中での莉々菜の表情の変化が、素晴らしく可愛くて。


根島が莉々菜の学校に行った時、彼女がクラスで孤立していることを知りました。
空気が読めないからだと、自嘲する莉々菜。
しかし根島は、感情がむき出しな莉々菜だからこそ、女性と話すのが苦手な自分が話せるのだと告げます。


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この莉々菜が、最高に可愛い。


体育座りしている女の子は可愛いという、私の学説(嘘)が証明されたシーンでもあります。マーベラス。
ちなみに、自分がパンツ姿なことは気がついていません。
頭は良いけど、ちょっとお馬鹿なところが、また可愛いのですよ。


いや本当に、両方のヒロインが可愛くて辛い。
何が辛いかって、最初は根島の恋に興味を持っていたら莉々菜が、根島に惹かれていくのが分かってしまうから。


結婚相手が、自分の想い人。でも想い人は、別の人を想っている。
莉々菜のこれからが、すでに切なくて。


両思いなのに、一緒になれない二人も切ないけど、それ以上に「想い」が届かないことが今は切ない。


高崎さんは本心はどうあれ、莉々菜に根島を好きになってもらいたいらしい。
きっとそれは、自分が知っている根島の良いところを、ちゃんと莉々菜が分かっていたから。
……うん、やっぱり高崎さんの立場でも切ないわ。。。


続きが気になって仕方のないくらい、魅了されてしまいました。
この切なさが、互いの「好き」という気持ちが、辿り着く先はどこなのか。
楽しみで仕方ありません。


余談。


切ない漫画なんですけど、あるシーンがやけに印象に残ったりもします。


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キスシーンに力入れすぎぃ!


莉々菜とのキスシーンがこの先描かれたら、私正気でいられるかな……(笑)

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